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  測量Q&A  
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測量に関する簡単な疑問やトピックを紹介します。測量のことがちょっとだけ詳しくなれますよ。


Q1:そもそも測量ってなに?
測量とは器械を用い、表情上の各点相互の物の高さ、深さ、長さ、広さ、距離を測り、かつこれらを図示する技術です。海峡をまたぐ橋脚の位置、トンネルの掘削方向、大都市間を結ぶ高速道路の路線などの決定には、精度の高い、効率の良い測量が行われています。大は国土地理院による国土の精密測地網から、小は個人の宅地まで、測量は幅広く行われています。

Q2:測量(技師)士とは?
測量には、建設省国土地理院が実施する基本測量、国や公共団体が実施する公共測量、民間企業が行う測量などがありますが、基本測量、公共測量を行うには、測量士、測量士補の資格を持っていなければなりません。測量士の仕事は、建設工事に際し、現場地形と構造物の位置関係を把握するために、測量の計画を作成し、実施する責任者です。

Q3:「測量の日」とは?
測量は、国土の利用や社会資本の整備などの基礎資料を提供していますが、基礎的なためその存在は目立たず、みなさんにあまり認識されていません。 そこで国土交通省は平成元年より6月3日を「測量の日」とすることで、関心を高めるよう各種イベントを各地で実施しています。 「測量の日」が6月3日なのは、「測量法」が昭和24年6月3日に制定されたことに基づきます。

Q4:GPS測量について詳しく教えてください。
GPS(Global Psitioning System:全地球測位システム)は、アメリカ合衆国によって、 航空機・船舶用の航法支援用として開発されたシステムです。このシステムは地上約2万キロを周回する24個のGPS衛星(6軌道面に4個づつ配置)と GPS衛星の追跡と管制を行う管制局、測位を行うための利用者の受信機で構成されています。航空機・船舶等では、4個以上のGPS衛星からの距離を同時に知ることにより、自分の位置を決定します。自動車のカーナビシステムや携帯電話に搭載されているGPSは精度5m程度ですが、 測量用のGPSは数センチ精度の観測が可能です。

Q5:伊能忠敬ってどんな人?
初めて精密な日本地図を作った江戸時代中期の測量学者です。1800(寛政12)年4月19日、忠敬が55歳のとき、地球の緯度1度の距離を蝦夷地(今の北海道)で測ることを目的に江戸(今の東京)を出発しました。もちろん北海道に着くまでの道中も歩いた距離を測ったり、夜中に星の観測を欠かしませんでした。1816年までに計9回の測量旅行を行い、基礎データを集め地図作りを進めました。歩いた距離は3万5000キロメートルにもなるといいます。地図が完成する前の1818年、74歳で亡くなると弟子たちが引き継ぎ、21年に日本全図が完成しました。

Q6:楽しく測量を学べる施設はありませんか?
茨城県つくば市の国土地理院に「地図と測量の科学館」があります。 ここは、日本では初めての地図と測量に関する展示施設です。地図や測量に関する原理や仕組み、新しい技術、いろいろな地図、私たちの生活のとの関わり、時代と共に発展して来たその歴史などを解説するほか、国土地理院が保有している基準点成果、空中写真、いろいろな地図等についての情報を提供する施設です。



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